ライフステージが変わっても働きやすい♪大規模こども園「薫る風・上原こども園」

今回取材に伺ったのは、代々木上原駅から徒歩5分という好立地にある「薫る風・上原こども園」。
こちらのこども園は、別法人が運営する「杜の風・上原」という高齢者施設も併設する渋谷区が建てた複合施設です。

「薫る風・上原こども園」は
「心豊かに　明るく　すこやかに」を方針とする埼玉県久喜市にある社会福祉法人「さきたま会」が運営するこども園になります。

もととなるのは、昭和47年設立の埼玉県にある「わしのみや保育園」というのが母体であり、その後、「わしのみや第二保育園」ができたあと、埼玉県の久喜市周辺、羽生市、加須市に特別養護老人ホームを設立。

現在は、埼玉県の戸田市、久喜市に保育園を複数開園しており、戸田市では児童センターも運営しています。
また、特別養護老人ホーム、デイサービスなど、さまざまな高齢者福祉サービスを久喜市、加須市、羽生市で展開。
「さきたま会」が運営している保育施設のなかで、東京都内にあるのは「薫る風・上原こども園」の1ヵ所です。

複合施設の特性を活かし、子どもたちとお年寄りとの交流が図れるように、施設間で積極的に取り組んでいるとのこと。感染症などの不安もあるため、現在は間接的に交流できるように工夫されています。

高齢者施設からは、園庭で元気に走り回ったり遊んでいる子どもたちの様子がよく見え、通気窓から聞こえてくる子どもたちの声はお年寄りの方の日々の活力となっているようです。

核家族が増えるなかで、自分たちのおばあちゃん・おじいちゃんよりも、もっと年配の方々との交流は普段なかなかできません。子どもたちにとっては、いつも見守ってもらっているという意識があるようです。

また、過去には月に1度の頻度でお茶の先生がお茶を立ててくださり、お茶会を開催。
その時は、年長さんが車椅子のおじいちゃん、おばあちゃんのところにお茶を運んでくれたり、一緒に世間話をして過ごしていたそうです。
施設としても、世代間の垣根を越えた交流を早く再開したいと願っておりました。

そんな、薫る風・上原こども園の職員は勤続10年以上の方も多く在籍し、新卒からずっと働かれている保育士さんや産休育休後も復帰して長く働いている職員が多いそうです。

運営元がある埼玉県では、男女が共に活々と働き続けられる職場環境づくりを実践している企業を「多様な働き方実践」として認定する制度があります。
仕事と家庭の両立支援や女性の活躍推進に積極的に取り組んでいるということで、「さきたま会」は法人としてプラチナ認定企業になっており、このことからも働きやすい環境であるということがうかがえます。
また、永年勤続者には海外研修制度を用意。職員が2,3人グループになり、行きたい国を選択し、保育の研修を兼ねて海外へ行くチャンスもあります。

▼ワーカーさんの求人へのご相談お問い合わせは▼
▼JOYKU公式LINEでも承っております▼

法人理念
乳幼児にもお年寄りにも、施設は明るく・楽しく、心ゆるせる『我が家』でなければなりません。また、安全・安心な環境でなければならないことはいうまでもありません。
ただ、「心豊かに、明るく、健やかな」環境は表面的な意味でなら容易に実現できますが、核心は運営の方針にあります。
まず、そこで働くスタッフが「心豊かに明るく健やか」でなければ「魂の入らない仏」に過ぎず、「心豊かに、明るく健やかな」環境は実現できないでしょう。人間性の重視。そこにいることが嬉しく、幸せな施設でありたい。という思いから掲げた理念です。

行動指針
１．真心私たちは常に笑顔と明るい挨拶で行動します。
１．感謝私たちは常に感謝と喜びの心で行動します。
１．尊敬私たちは常に尊敬の念をもって行動します。
１．奉仕私たちは常に奉仕の精神をもって行動します。
１．公平私たちは常に公平な立場で行動します

保育目標
① 明るく元気な挨拶のできる子
自分だけではなく常に他人を思いやり信頼しあって、手を携え寄り添い、役割を分担し社会が成り立っているのです。
常に身の回りの人と意志を伝え合い良好な関係を保つことが幸せに生きていく要諦です。挨拶こそは良好な人間関係の始まりです。

② ともだちと元気に仲良く遊べる子
友達と遊びながら社会性の基本（人間関係の基本）を身につけます。
友達と一緒に楽しく遊び尽くす体験が子供たちを成長させる原点であります。

③ 自然を大切にする子
自然の素晴らしさに触れることによって動物や植物と共生してゆく素晴らしさを体で感じ、自然を大切にする豊かな心を育てます。

④ ねばりづよい子〔忍耐心と集中力の養成〕
仲間同士の遊びや暮らしの中で、子どもたちは自然に粘り強い心を育てています。
たとえば課題のある活動に挑戦する（マーチングや合奏などの音楽遊び・縄跳びやランニングなどの運動遊び）こと、あるいは遊具や玩具で遊ぶ時は途中で交代したり順番で使うこと、お当番活動などです。
幼児部では毎日、朝の会を行っています。お話を聴いたり紙芝居を見た後に体操やランニングなどの体力作りなど30分程度の時間を過ごしています。
これらの生活経験は大きな喜びに伴い、すくなからず集中力や根気や我慢や協調性が必要です。
日常の中で粘り強く物事に取り組める子どもの心を育てて参ります。